突然ですが皆さん、毎日の食事の中で魚ってどのくらい食べていますか?肉に比べるとあまり食べていないかも・・・という方も、中には多いのではないでしょうか?
私もお肉をこよなく愛する人間なので、魚を食べる頻度は週に一度あれば良い方。また、癖の強い青魚なんかは昔から苦手意識が強くて、わざわざ家で料理してまで食べようなんて思いませんでした。
しかし、それも既に過去のこと・・・実は私、ここ最近そんな青魚を料理して、食事に取り入れるようにしているのです。理由はズバリ、自分の健康維持のためと、彼の薄毛対策のため!
体にいいのはなんとなくわかるけど、薄毛対策・・・?と思った方。
実はこの青魚、薄毛対策として非常に効果的なのです!
私がそれを知ったきっかけは、先月放送されていた「名医のTHE太鼓判!薄毛・抜け毛・白髪 髪の悩み徹底解消スペシャル!」。薄毛に悩む「我が家」の坪倉さんが、毎日イワシ缶を食べ続けて検証したところ、なんと約2ヵ月半で劇的な薄毛改善効果が見られたのです!
えっなにこれスゴイ!と私はさっそく、薄毛に悩む彼に報告。そして、積極的に取り入れようと、イワシの薄毛対策効果やその摂取方法について調べたところ、なかなか面白い情報を集めることができたので、今回皆さんにも共有しておきますね!
インデックス
イワシ缶と薄毛改善の関係
青魚の油が巡りを助ける
以前の記事でもご紹介した通り、薄毛を引き起こす原因の一つは血行不良です。髪に良いとされる食品をどれだけ摂ったとしても、血液の流れが悪いとその栄養は髪に届かず、その結果、髪は栄養不足に陥り、抜け落ちてしまいます。
そこで出番となるのが、イワシやサバなどの青魚に多く含まれるEPA!
EPA=Eicosapentaenoic Acid(エイコサペンタエン酸)はオメガ3脂肪酸の一つで、赤血球を柔らかくして毛細血管を通り抜けやすくし、血流をスムーズにする効果があるとされています。
また、中性脂肪を減らすことで、悪玉コレステロールの増加を抑制する働きもあるのですが、これが血管を硬く、狭くしてしまう硬いコブ(プラーク)の発生を防ぐことにつながり、血液が流れやすい健康な血管を維持できるのだとか!
つまり、EPAには頭皮の血行トラブルを救う「血流改善効果」があるのです!!
実際、検証前の坪倉さんの頭皮は、血流に勢いがありませんでした。また、血液中のEPA値も27と他のゲストに比べ、低めの数値。しかし、イワシ缶を80日間続けた後は血流に改善が見られ、EPAの数値もなんと266に大幅上昇。また、中性脂肪値も163から116に低下していました。
短期間のうちにEPAの数値が大幅に上がった理由として、毎日イワシを食べ続けたことと共に、生のイワシではなく栄養価の下がりにくい缶詰を選んだことも挙げられていました。缶詰は生の状態の3.5倍のEPAが得られるため、より効果的なのだとか。しっかり汁まで飲むことが大事だそうです。
なぜイワシ缶?他の魚は?
イワシ缶が薄毛改善に対して高い効果を持つことは分かりました。しかしここ数年、注目度が高い青魚の缶詰といえば、思い浮かぶのはまず「サバ缶」。
メディアでも美容効果とか健康効果でたびたび取り上げられてますし、人気のあまり一時期スーパーからサバ缶が消えたという話も聞いたことがあります。
それなのに、なぜイワシ缶なのでしょう?
実は、イワシに含まれるEPAの量はサバよりも多いのです!
さらにサバ缶は、需要が高まったことにより有名メーカーがここ半年で2度の値上げ。品薄な上に、価格上昇が続きそうなサバ缶と比べ、イワシ缶は手に入りやすくて値段も手ごろ、さらにEPAも豊富となれば、選ばれる理由も明白です。普段の食事に取り入れるなら、こういった点は大事ですよね。
EPAを毎日摂取するには
イワシ缶の調理方法にも工夫を
イワシ缶はそのまま食べることもできますが、続けるためには調理方法は大事ですよね。また、組み合わせる食品によっては、より多くのEPAや健康効果を得られることがあるそうです。
番組内ではEPAと同じく、血液サラサラ効果が望める梅干しとの組み合わせが推奨されていました。さっぱりしていて、味も飽きが来ないのだとか。
ちなみに、私のオススメはイワシと明太子の組み合わせです!明太子にもEPAが含まれているので、イワシとダブルでEPAが摂取できます。おいしくて、お酒のおつまみにもぴったりですよ♪
最近ではコンビニでもイワシの総菜が売っているので、こういったものを取り入れると良いかもしれません。私も試しに食べてみましたが、特にローソンのいわしの生姜煮がおいしかったです♪
EPA配合のサプリやドリンクも活用しよう
EPAは体内でほとんど作られないため、日々の中で血液中の数値を上げるには、食品からの摂取が必須。とはいえ、いくら手軽でも味付けを変えても、毎日食事に取り入れるのはさすがに難しいですよね。
また、青魚が苦手な人からすれば、食べること自体がストレスになるので、逆に薄毛を進行させてしまうかも・・・。
そこで、青魚を“食べる”以外のEPA摂取方法を探してみたところ、ドリンクやサプリがたくさんヒット!種類も豊富で、含まれているEPAの量やコスト面を見ながら、自分に合ったものを選ぶことができました!
↓は発見した商品の一部。良かったら参考にしてくださいね!
【ニッスイ】イマークS
1本あたりのEPA配合量:600mg
コスト:1日270円前後
調べた商品の中では、一番EPAの量が多かった、ドリンクタイプの商品です。特定保健食品として認められているので、安心なのが特徴ですね。しかし、少しコストがお高め。
【DHC】EPA(90粒入り)
1粒あたりのEPA配合量:117mg (1日3粒を摂取推奨)
コスト:1日32円前後
サプリタイプの中では1日当たりの摂取量が高め。また、老舗のサプリブランドなので安心感があり、コストも低め。
【バイタルミー】フィッシュオイル オメガ3(120粒入り)
1粒当たりのEPA配合量:360mg (1日1粒を摂取推奨)
価格:1日19円前後
高めのEPA量とコストの低さ、また、1日1粒で良いという全体的にメリットが多いのが特徴です。
これらをサポートとして用意しておくと、継続したEPA摂取ができるのでおすすめです。ちなみに、コスト重視の私はバイタルミー・フィッシュオイルオメガ3を。EPA量重視の彼はイマークSを、飲んでいます。
青魚で、髪も体も健康的に!
現代では、子供や若い世代だけでなく、中高年でも魚離れが深刻化。そのため、EPAが不足している人が国全体で増加傾向にあります。私も、これまでは肉料理に偏った食事ばかりでした。
しかし肉類に含まれている油は、EPAと違って悪玉コレステロール値を高め、摂取しすぎると動脈硬化を招きます。薄毛予防のためにも、健康のためにも、肉より魚主体の食生活を心がけたいですね。
ただしEPAも、血液サラサラ効果で血が固まりにくくなり、多量に摂取するとそれだけ出血時に血が止まらなくなるリスクが高まるというので、摂りすぎは禁物。厚生労働省では、EPAとDHAの推奨量を1日1000mg程度としているそうなので、目安を守って摂取していきたいと思います。
イワシ缶&EPA生活を始めてもうすぐ1ヵ月。彼は、毎日私が撮った頭の写真を眺めながら、ちょっと変わってきたと思わん??と、割と楽しんでいる様子です。大切なことは続けることだと思っているので、頑張りすぎないように、サプリやドリンクなどのお手軽アイテムを取り入れながら、今後も青魚を食べる習慣をつけていきたいと思います。
また、青魚の他にも髪に良いとされている食品はいくつかあります。過去にこちらでも少し取り上げているので、気になった方は是非読んでみてくださいね♪
それでは、またお会いしましょう!